【地政学】イランとアメリカはなぜ対立するのか
【読んだ本】奥山真司『サクッとわかるビジネス教養 地政学』
【動機】中東の国々の国際情勢を知りたかった為
【概要】結論を述べると、アメリカはイランの石油利権が欲しかったから。である。
当時、イランの石油利権を求めていたアメリカは、イラン国内の独裁政権を支持して利権を得ようとしていた。※通常アメリカは、市場の開放と民主化を実現を目指すが今回は例外的である。しかし独裁政権に反対する民衆の影響もあり、イラン国内では『民衆vs独裁政権』の対立が起きて、それがイラン革命(1979)に発展した。結果、イラン民衆が勝利してイランでのアメリカの影響力は低下していく。その後、アメリカの関与がなくなったイランに、イラクが侵攻してくる。石油利権が欲しいアメリカは、このイラク側を支援する(イランvsイラク+アメリカ) ブッシュ政権時のアメリカは、イランを一方的に核開発を進める危険な国として、経済制裁を開始する。イランは核合意をアメリカ・EU・ロシア・中国としていたが、トランプが離脱を表明して関係は悪い状態のままである。
【感想】アメリカは世界での覇権や資源を手に入れる為に、事実を捏造して他国を侵略しようとしている国である。イランは国の安定を保つ為に核保有をして国力を高めていっていると考えた。
読書内容を覚えておく為には
1.本のタイトル・読もうと思った動機
2.読書をしながらメモを取ってみる
3.章ごとにバソコンに文章化してみる(説明出来る程度)
4.メモと文章を日記に添付する
5.全体の内容を簡潔に文章化
6.感想・自分に取り入れたいところを記録
※データだけか、年度分類、ノート作成かは今後検討する
中間報告・今後の活動方針
久しぶりの投稿です。
本日、配属先での中間報告の発表をしてきました。この日までベトナム語での資料作りと発表を頑張って行いましたが、、配属先からはまだまだコミュニケーションは取れないとのこと。
まぁ、、もっともな意見。実際まだ小学生とも十分に会話出来ないですからね。更に頑張って1年後には少しはマシになりたいです。
発表の内容もこれをした!って結果も残せず。回復した患者から感謝される程度でした。要は、この1年はほとんどマンパワーだったなとう感じです。そして、なかなか変化のないリハビリの現状に半ば、こんなもんか。。。とすら思いかけていました。
そんなタイミングで1年を迎えて、今日の中間報告の後に、残り1年の計画策定会議で直接意見を伝えられる機会がきました。
配属先からは、うちの病院は、エリート揃いだ。君には理学療法の特別なテクニックをもっと共有してほしい。評価や解剖学や運動学なんてもうみんな知っている!とのこと。
僕の意見としては、片手にスマホ・同僚同士でおしゃべりしながらリハビリをしている(要は状態観察が出来ていない)ところに手技だけ教える。なんてことするのは、僕の学んできた理学療法とは異なる、全くおかしな話だと感じていた。
これで、僕たちは評価はしっかり行っている!なんて言うんだから、会議は難航。。。調整員さんの力も借り、治療の前に重要なことはまず患者の観察・評価!
それが出来た後に治療プランの作成やICFの活用だ!と本音をぶつけてみました。
もともと人と意見が食い違うことを苦手に感じていた事と、これはもしかして自分本意の意見の押し付けなんじゃないかと悩みましたが、今日は本心をぶつけてみて進展があったことにややスッキリしました。よかった!
配属先も渋々、評価についてのワークショップを開くことで納得してくれました。
意見をぶつけることが苦手な性格もあり、時間がかかりましたが、ようやくここでスタート地点に立てた。ような気がします。1年かかったけど、少しは良い方向に進む兆しが見えつつあります。今日の会議で配属先との関係は、微妙なリアクションをされて・・・・なところもありますが、自分のやるべき計画を進めていこうと思います。でも中には分かってくれる同僚もいて安心しました。
1年の振り返り、一時帰国
もうすぐでベトナムに来て1年が経とうとしています。この1年間、異国での生活を送る過程で、目新しいものに触れ異文化の刺激を味わったり、おせっかいなくらいフレンドリーなベトナム人と仲良くなれたり、どうにも理解しがたい考え方や文化に触れて心がヘトヘトになったり、自分の活動がこれで良いのかなと悩んだりとアップダウンの激しい様々な感情になりました。そして最近になってようやく、悪い意味ではなく、まぁここ(ベトナム)はこんなところだと受け止めることが出来た気がします。
というわけで、同僚や患者さんから頂いた超大量のお土産と共に日本に一時帰国します。久しぶりの日本をどのように感じるんだろうと不思議な気持ちと騒音がない地元に帰れる嬉しさでそわそわしています。
疲弊してる原因はなんだ!?
なぜこんなにエネルギーが湧いて来ないのか、自分の根気が足りないだけなのか。そんなことをぼんやり考えてたら、面白い記事を発見しました。以下の引用は、著者『嫌われる勇気』で有名な心理学者のアドラーが提唱した海外生活、異文化適応の5段階を示したもの。
①移住期
渡航してすぐの段階で、すべてが目新しく、好奇心を刺激します。極度の緊張・高揚状態にあり、無我夢中で毎日を送るため、ストレスを感じている暇もない場合も多いです。
②不満期
移住期が一段落すると、はじめはあまり感じなかった新しい環境の欠点が目に付きはじめます。日本と比較して劣っていると感じたり、海外でできることのリミットを感じて落ち込む時期です。イライラ、怒り、不安、焦り抑うつを感じやすく、心身の不調にもっとも悩まされやすい危機的な時期と言われます。
③諦観期
海外の生活をあきらめをもって受容しはじめる時期。不満が完全になくなったわけではないですが、当地のもろもろを受け入れつつ、自分の落ち着きどころを探し始めます。ここからが本格的な適応のはじまりと見なされます。
④適応期
海外に違和感なく溶け込んでいる時期。生活や気持ちの基盤が移住先にでき、移住先にがんばって自分を合わせるのではなく、自分の人生を歩んでいる感覚をもつことができます。
⑤望郷期
適応期を経て、ふとしたきっかけで日本へのノスタルジーが強く出てくる時期。長期移住者に多いといわれます。現地語にも現地の生活にも支障はないけれど、帰国しようかと考えたり、どうしても日本のものでないと受け付けなくなることもあります。
これを自分に当てはめると、以前ほど全てが嫌に見えてしまうことも少なくなり、マナーや習慣、考え方の違いも、まぁこんな感じだよな。と思えるようになってる点から②不満期と③諦観期(受容期)の移行期なんじゃないかなと思います。きっと多くの同期隊員が同じ気持ちの中で頑張ってるんだと思い、自分も気持ちを落ち着かせて活動しようと思います。とても大事な事を気づかせてくれたアドラーに感謝ですね!
ベトナムの本質について書かれている記事をみつけました。http://notonicle.com/?p=1199 うまくまとまっています。