Forget about it

1990年山口県産の32歳。北関東の医療系大学を卒業後、理学療法士として広島の回復期リハ病院で6年間勤務。その後、青年海外協力隊に参加2018.10~2020.3までベトナム・ハノイで活動していました。帰国後は、キャリア変更して国内でベトナム語の通訳関係の仕事をしている。

【雑学】話の聴き方が気になった。

【読んだ本】好かれる人のちょっとした気の使い方 山崎武也

【動機】書店のカウンターで気になった。

【概要】話の聞き手は、話し手の内容の結論やオチが分かっていても推測して先にオチを言って話の腰を折らない。聞き手は得意げになるが、話し手は不快である。これは、会話のマナー違反であり、関係を悪化させることもある。

ではどうするか。話し手の気持ちに従い、独演会と思い耳を傾ける。すると話し手は喜んで気持ちよく話を進める。聞き手はちょうど良いところで疑問を挟んで、話を盛り上げる。 (ex:それでどうなったの?大丈夫だったの?)

【感想】上の概要を見れば、当たり前だろ!とツッコミがくるでしょうが、私はここ最近まで良く上記の聞き手の対応をしてしまっていた。しかも悪いことに心のどこかで相手の言いたいことをまとめてあげたとすら思っていた。昨年、知り合いの女性から、人はあなたに意見を求めていない。話をして聞いてもらうだけで気持ちが落ち着くものだと言われて、衝撃が走り意識が変わった。確かにそうだ。自分は一人で悩んで解決することも多いタイプであり相談が苦手だ。でもたまに話を聞いてもらうと安心するのに、人の話はオチを先に行って自己完結する。そんな自分について変えようと気づいた時に読んだ内容だったので、私への戒めに近く感じる内容であった。最近は、介護に奔走しているじいちゃんのグチ話にしっかり耳を傾けています。最後に気になったのは、聞き手の気持ちを考えずに、喋り倒す人にはどのように対応すれば良いのだろうか気になった。