Forget about it

1990年山口県産の32歳。北関東の医療系大学を卒業後、理学療法士として広島の回復期リハ病院で6年間勤務。その後、青年海外協力隊に参加2018.10~2020.3までベトナム・ハノイで活動していました。帰国後は、キャリア変更して国内でベトナム語の通訳関係の仕事をしている。

【健忘録】31歳 久々に社会復帰した1年目振り返り

昨年、2021年の5月から本配属されて約10ヶ月が経った。

今日、2022年2月27日になり振り返りとして、

つらつらと新しい土地での生活での新しい仕事を思いつくままに記録してみたいと思う。

 

富山県での新生活は、どの季節を思い返しても四季を鮮明に感じることが出来る!かつ非常に過ごしやすい場所!だというのが印象。

春には、朝日町の春の四重奏

夏には、灼熱!快晴!富山湾サイクリング

秋には、五箇山白川郷の紅葉

冬には、呉羽山から見る雪に覆われた壮大な立山連峰

特に車の必要性に迫られ渋々リース契約をした7月からは、行動範囲も広がってからは砺波平野の山居村や氷見の雨晴海岸の辺りをドライブしてその時の季節や天候を感じて、そこでぼ〜っとする休日なんかも楽しむ事が出来た。時にはギターを持ち運び、川縁で弾いてみたり(笑)

車のおかげで、いろんな銭湯に行き温泉とサウナも楽しめるようになったことも休日の楽しみになり気持ちをスッキリさせる場所が増えた。

8月からは20代前半からずっと興味があったピアノを習い始めた。

これ以外にも仕事上では、デスクワークが多くなった。

理学療法士をしていた時には必要性なかったパソコンスキルが求められて、初歩の初歩のタイピング練習から始まりExcelの使用方法なんかも勉強する機会が増えた。やってみると非常に便利かつ面白いので、趣味みたいな感じで学びながら仕事をしている。ちょっとした会計処理もすることがあるので簿記の勉強にも手を出してみたり、振り返ると学びたいことが増えて、とりあえず手をつけて学び始めの1年だったと思う。

非常にざっくりであるが生活はこんな感じ。

 

ベトナム語の通訳の仕事はGW明けの5月上旬からほぼノンストップだった。

当初、自分の語学スキルに不安を覚えて始まった5月だったが、すぐに分かった。

出来る・出来ないを決めるのは自分ではない。

とにかくやる!出来なくても頭をフル回転させ何とか通訳を努める。

事前に準備出来る場合もあれば、そうでない場合(圧倒的にこっちが多い)もある。

緊張感のある通訳の業務も経験させてもらい、語学スキルはベトナムに住んでた頃より、すんなり言葉が出てくるし、別の言い回しで伝える処理速度も上がった。方言もある程度聞き取れるようになったっていうのが今年の成長した点だろう。

通訳の仕事を始めて、改めて語学学習には終わりがないということも感じた。

日々新しい単語を学び、通訳の経験値を増やしていく。

でも、数日勉強しないと過去に勉強したことも忘れてしまう。何だか新鮮な生物もしくはベトナム語というペットを育てている感覚に陥る。そしてそれが稀にプレシャーにもなる。

それでも今はこの仕事で良かったと思う。

 

語学はまだまだ伸びしろも感じる、今年仕事・趣味で始めたこともドンドン勉強して行きたいと感じた1年の振り返り。

 

 

 

引越し・新生活の始まり

 3月末に、地元を離れて北陸での新生活が始まった。荷物はスーツケースと段ボール2つと非常に少なく部屋の片付けもすぐ済んだ。4月1日より仕事が始まり、研修の日々が続く中で、同期の職員(高卒〜アラサー)と仲良くなることができ毎日が充実している。休みの日には、近くのスタバで勉強したり、サウナとジムで汗を流して、夜にはキッチンドリンカーとなるのが大体の過ごし方である。

 仕事に関しては、GW明けから本格的にはじまることになり、どんなことをするのか不安も大きいが、ようやく出来るやりたい仕事でもあるので挑戦したいという気持ちも強い。最初からうまくはいかないとは思うが、しっかり失敗しながら楽しく仕事をしていきたい。

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片付け中の新居

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新しい趣味のラーメン巡り(二郎系のラーメンきらり)

 

【続・健忘録】

2021/03/11

1月上旬、ニートの不安焦燥感・採用試験の結果待ちを超えて、ようやく次の仕事の採用をいただきました。次の仕事はベトナム語の通訳職に挑戦する。これまでの理学療法士のキャリアを一旦離れることにはなるが、この2年間ベトナムで生活した経験、週末にコツコツと勉強を続けて来たベトナム語を生かして仕事として働けるという機会を得ること出来てとても嬉しい。

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萩の城下町・鍵曲の入り口

さて次の目標が決まるとなると、この1年間のんびり、そして何も変わらない毎日に慣れすぎて低めのモチベーションで過ごしていた萩での生活が、いきなり貴重に感じて来てしまう不思議。ありがたいことに今回こんな状況でも仕事が見つかり、1年間ニート生活を実家で送らせてもらえた親には感謝。31歳から子供部屋おじさんを脱出して少しづつではあるが恩返しをしていきたいと思う。

久しぶりの社会復帰への緊張感・新しい仲間との出会いを楽しみに、引越しの準備を進めている最近。じいちゃんの家の畑には桜が少しづつ咲き始めて、ばあちゃんとのリハビリ散歩も暖かい日差しの中で出来て良い表情である。もう少しであるが、心の落ち着きを取り戻したニート生活を2週間楽しみたいと思う。

 

【雑学】話の聴き方が気になった。

【読んだ本】好かれる人のちょっとした気の使い方 山崎武也

【動機】書店のカウンターで気になった。

【概要】話の聞き手は、話し手の内容の結論やオチが分かっていても推測して先にオチを言って話の腰を折らない。聞き手は得意げになるが、話し手は不快である。これは、会話のマナー違反であり、関係を悪化させることもある。

ではどうするか。話し手の気持ちに従い、独演会と思い耳を傾ける。すると話し手は喜んで気持ちよく話を進める。聞き手はちょうど良いところで疑問を挟んで、話を盛り上げる。 (ex:それでどうなったの?大丈夫だったの?)

【感想】上の概要を見れば、当たり前だろ!とツッコミがくるでしょうが、私はここ最近まで良く上記の聞き手の対応をしてしまっていた。しかも悪いことに心のどこかで相手の言いたいことをまとめてあげたとすら思っていた。昨年、知り合いの女性から、人はあなたに意見を求めていない。話をして聞いてもらうだけで気持ちが落ち着くものだと言われて、衝撃が走り意識が変わった。確かにそうだ。自分は一人で悩んで解決することも多いタイプであり相談が苦手だ。でもたまに話を聞いてもらうと安心するのに、人の話はオチを先に行って自己完結する。そんな自分について変えようと気づいた時に読んだ内容だったので、私への戒めに近く感じる内容であった。最近は、介護に奔走しているじいちゃんのグチ話にしっかり耳を傾けています。最後に気になったのは、聞き手の気持ちを考えずに、喋り倒す人にはどのように対応すれば良いのだろうか気になった。

【健忘録】30歳男性ニートの振り返り

2021年1月13日マクドナルドにて。

 

2020年3月末、青年海外協力隊での任期を残り半年としたところで、covid-19のパンデミックにより日本に一時帰国してきた。今思えば、これほど長期化するなんて全く予想せず1ヶ月もすればまたハノイに戻れると思ってたから気分転換だな。なんて思い桜を見ながら散歩をしたりしていた。実家の料理も久々で気分が良かったのを覚えている。

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その後、月が変わるに連れて再赴任の可能性がなくなっていき、8月中旬には完全になくなった。再赴任できないのはショックであったが、割と前向きであり、ベトナム語と英語の勉強をしていた。この頃は、年明けごろにワーホリの申請を出してニュージーランドで2年間過ごして英語を勉強しながら大自然の中で過ごすことを夢見ていた。

しかし、パンデミックによる国境封鎖の影響は非常に大きく、ワーホリの雲行きが怪しくなってきた。10月に実施予定であったベトナム語試験も中止になり、この頃から勉強していても目標がなく日々を過ごしていた。ただ心の中ではベトナム語を使用してキャリア変更をしたい気持ちもあり、焦る気持ちもあった。

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そんな時、きっかけは忘れたがなぜか警察官のベトナム語捜査官を思い出し検索していた。10月上旬は募集シーズンではなく過去の試験内容を見ながら、こういう道もあるなと思い視野に入れた。10月末、偶然県警の通訳事務の募集を発見する。試験まで1ヶ月程度で準備も間に合わないが、頑張って教養試験の準備をして挑んでみた。この状態では合格は難しいだろうから、旅行がてらベトナム語試験を受けにいくつもりでいた。

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試験の結果はまさかの1次合格であった。この12月頃より通訳職としてのキャリアを積んで日本での生活を充実させていきたい気持ちが強くなり、県警のある都道府県の情報を調べたりしていた。その後の2次試験もそこそこの手応えで終わり2020年を10日残してようやく気持ちも落ち着き始めている。

そして現在1月上旬、結果を待ちながらニートを継続している。まさかこんな年になるなんて思いもしなかったが、確実に分かったことが1つある。それは、私にとってニート生活は長くても3ヶ月で十分であり、それ以降は生活にもはりがなく、社会に属していない不安や焦りに苛まれながら時間を持て余している心境になるということだ。

 

以上、気のむくままに経過と心境の変化を記録してみた。

今は、

①通訳職として働きたいが強いが②理学療法士復職で地元で働く③海外就職を考えながら過ごしている。状況変化により選択肢は影響を受けるが何か一つに固執せず、うまくいかなくても変化を受け入れ新しい可能性に向かって前向きであり続けたいと考えている。

 

あと2ヶ月もすれば2021の桜が咲き始める。

 

【地政学】トルコはなぜ反米国家になったのか

【読んだ本】奥山真司『サクッとわかるビジネス教養 地政学

【動機】中東の国々の国際情勢を知りたかった為

【概要】結論は、シリア内戦で、アメリカがクルド人を支援する側になったからである。米、同盟国トルコの閣僚に異例の制裁 関係悪化は深刻:朝日新聞デジタル 引用:朝日新聞デジタル

トルコは、ヨーロッパと中東の間で、黒海と地中海の間に挟まれた位置にある国である。国民の99%がイスラム教であるがヨーロッパとの関係が深い。中東では唯一NATOに加盟している国である。もともとアメリカとは同じシーパワー国家であり、NATOに加盟して、ロシアの地中海への南方進出を防ぐという目的で関係は良好であった。しかし、シリア内戦で、アメリカがクルド人を支援したことにより両国の関係は悪化している。その為、現在はトルコとロシアの結びつきが強くなり、食糧やエネルギー分野で関係を深めている。

【感想】アメリカがクルド人を支援した理由がよく理解出来ていない。もう少し調べる必要がある。歴史的に分断された経緯でクルド人は国家を持たない3000万人の民族であり、トルコ・イラン・イラク・シリアの4カ国内に住んでいる国を求める民族である。トルコ国内では、独立を求めてトルコ軍と衝突が起きている。

【地政学】サウジアラビアとアメリカ・ロシアの関係性を知る

【本・著者】奥山真司:サクッとわかる ビジネス教養 地政学

【概要】結論を述べると、サウジアラビアアメリカ・ロシアとの関係は良いが、隣国イランとの関係がかなり悪い。ということである。イランとサウジ、シリア巡り明暗 他人事ではない日本:朝日新聞デジタル図引用:朝日新聞デジタル

サウジアラビアアラビア半島の広範囲を占める国で石油産出国あり、石油開発当初よりアメリカと協力している。国の名前の由来はサワード王家が支配するアラビアという意味であり、イスラムスンニ派の国である。隣国のイラン(イスラムシーア派)とは、宗教的な対立があり2016年より国交断絶している。ロシアとは、共に資源輸出国として石油価格の安定のため良い関係である。

【感想】サウジアラビアは、イランとは地理的に争いやすい隣国である点、宗教上の対立関係より、イランの反米関係に対して親米国家となりアメリカと協力することで貿易や防衛面でメリットがあるのではないかと考える。石油価格安定の為にロシアと協力することは、アメリカとしてはどのように考えているのだろうか。リムランドでは、ランドパワーのロシアとシーパワーのアメリカの対立がよく見られている。これも一例である。