Forget about it

1990年山口県産の32歳。北関東の医療系大学を卒業後、理学療法士として広島の回復期リハ病院で6年間勤務。その後、青年海外協力隊に参加2018.10~2020.3までベトナム・ハノイで活動していました。帰国後は、キャリア変更して国内でベトナム語の通訳関係の仕事をしている。

【地政学】イランとアメリカはなぜ対立するのか

 

【読んだ本】奥山真司『サクッとわかるビジネス教養 地政学

【動機】中東の国々の国際情勢を知りたかった為

【概要】結論を述べると、アメリカはイランの石油利権が欲しかったから。である。

アメリカvs.イランで深まるイラクの混迷――漁夫の利を得るIS(六辻彰二 ... 

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当時、イランの石油利権を求めていたアメリカは、イラン国内の独裁政権を支持して利権を得ようとしていた。※通常アメリカは、市場の開放と民主化を実現を目指すが今回は例外的である。しかし独裁政権に反対する民衆の影響もあり、イラン国内では『民衆vs独裁政権』の対立が起きて、それがイラン革命(1979)に発展した。結果、イラン民衆が勝利してイランでのアメリカの影響力は低下していく。その後、アメリカの関与がなくなったイランに、イラクが侵攻してくる。石油利権が欲しいアメリカは、このイラク側を支援する(イランvsイラクアメリカ) ブッシュ政権時のアメリカは、イランを一方的に核開発を進める危険な国として、経済制裁を開始する。イランは核合意をアメリカ・EU・ロシア・中国としていたが、トランプが離脱を表明して関係は悪い状態のままである。

【感想】アメリカは世界での覇権や資源を手に入れる為に、事実を捏造して他国を侵略しようとしている国である。イランは国の安定を保つ為に核保有をして国力を高めていっていると考えた。