【地政学】イランとアメリカはなぜ対立するのか
【読んだ本】奥山真司『サクッとわかるビジネス教養 地政学』
【動機】中東の国々の国際情勢を知りたかった為
【概要】結論を述べると、アメリカはイランの石油利権が欲しかったから。である。
当時、イランの石油利権を求めていたアメリカは、イラン国内の独裁政権を支持して利権を得ようとしていた。※通常アメリカは、市場の開放と民主化を実現を目指すが今回は例外的である。しかし独裁政権に反対する民衆の影響もあり、イラン国内では『民衆vs独裁政権』の対立が起きて、それがイラン革命(1979)に発展した。結果、イラン民衆が勝利してイランでのアメリカの影響力は低下していく。その後、アメリカの関与がなくなったイランに、イラクが侵攻してくる。石油利権が欲しいアメリカは、このイラク側を支援する(イランvsイラク+アメリカ) ブッシュ政権時のアメリカは、イランを一方的に核開発を進める危険な国として、経済制裁を開始する。イランは核合意をアメリカ・EU・ロシア・中国としていたが、トランプが離脱を表明して関係は悪い状態のままである。
【感想】アメリカは世界での覇権や資源を手に入れる為に、事実を捏造して他国を侵略しようとしている国である。イランは国の安定を保つ為に核保有をして国力を高めていっていると考えた。