Forget about it

1990年山口県産の32歳。北関東の医療系大学を卒業後、理学療法士として広島の回復期リハ病院で6年間勤務。その後、青年海外協力隊に参加2018.10~2020.3までベトナム・ハノイで活動していました。帰国後は、キャリア変更して国内でベトナム語の通訳関係の仕事をしている。

【地政学】サウジアラビアとアメリカ・ロシアの関係性を知る

【本・著者】奥山真司:サクッとわかる ビジネス教養 地政学

【概要】結論を述べると、サウジアラビアアメリカ・ロシアとの関係は良いが、隣国イランとの関係がかなり悪い。ということである。イランとサウジ、シリア巡り明暗 他人事ではない日本:朝日新聞デジタル図引用:朝日新聞デジタル

サウジアラビアアラビア半島の広範囲を占める国で石油産出国あり、石油開発当初よりアメリカと協力している。国の名前の由来はサワード王家が支配するアラビアという意味であり、イスラムスンニ派の国である。隣国のイラン(イスラムシーア派)とは、宗教的な対立があり2016年より国交断絶している。ロシアとは、共に資源輸出国として石油価格の安定のため良い関係である。

【感想】サウジアラビアは、イランとは地理的に争いやすい隣国である点、宗教上の対立関係より、イランの反米関係に対して親米国家となりアメリカと協力することで貿易や防衛面でメリットがあるのではないかと考える。石油価格安定の為にロシアと協力することは、アメリカとしてはどのように考えているのだろうか。リムランドでは、ランドパワーのロシアとシーパワーのアメリカの対立がよく見られている。これも一例である。