Forget about it

1990年山口県産の32歳。北関東の医療系大学を卒業後、理学療法士として広島の回復期リハ病院で6年間勤務。その後、青年海外協力隊に参加2018.10~2020.3までベトナム・ハノイで活動していました。帰国後は、キャリア変更して国内でベトナム語の通訳関係の仕事をしている。

【地政学】トルコはなぜ反米国家になったのか

【読んだ本】奥山真司『サクッとわかるビジネス教養 地政学

【動機】中東の国々の国際情勢を知りたかった為

【概要】結論は、シリア内戦で、アメリカがクルド人を支援する側になったからである。米、同盟国トルコの閣僚に異例の制裁 関係悪化は深刻:朝日新聞デジタル 引用:朝日新聞デジタル

トルコは、ヨーロッパと中東の間で、黒海と地中海の間に挟まれた位置にある国である。国民の99%がイスラム教であるがヨーロッパとの関係が深い。中東では唯一NATOに加盟している国である。もともとアメリカとは同じシーパワー国家であり、NATOに加盟して、ロシアの地中海への南方進出を防ぐという目的で関係は良好であった。しかし、シリア内戦で、アメリカがクルド人を支援したことにより両国の関係は悪化している。その為、現在はトルコとロシアの結びつきが強くなり、食糧やエネルギー分野で関係を深めている。

【感想】アメリカがクルド人を支援した理由がよく理解出来ていない。もう少し調べる必要がある。歴史的に分断された経緯でクルド人は国家を持たない3000万人の民族であり、トルコ・イラン・イラク・シリアの4カ国内に住んでいる国を求める民族である。トルコ国内では、独立を求めてトルコ軍と衝突が起きている。