Forget about it

1990年山口県産の32歳。北関東の医療系大学を卒業後、理学療法士として広島の回復期リハ病院で6年間勤務。その後、青年海外協力隊に参加2018.10~2020.3までベトナム・ハノイで活動していました。帰国後は、キャリア変更して国内でベトナム語の通訳関係の仕事をしている。

ベトナム嫌々期の出来事。

派遣されてちょうど5ヶ月。初めは見るもの全てが新鮮、刺激的で、マナーの悪さすらも楽しかった。しかし段々と生活や活動にも慣れてきてベトナム人と接する機会や考え方が理解出来てくると、当然文化や習慣の違いから嫌気が指す時が来る。

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そんなストレスが溜まりに溜まり、嫌になる時期が僕にも訪れた。こんなにゴミのポイ捨てが多いのか。順番を守らず割り込みが多いのか。人の気持ちをもう少し考えて配慮して行動することが出来ないのか。等々ベトナムが嫌いになる時期が来て、もちろん活動のモチベーションもだだ下がり。

そんな中、同僚に不意に誘われたサッカー?フットサル?どっちかは分からないがとりあえず嫌々参加してみることにした。

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言葉も分からず、なかなか輪に入るのが難しく、ぶっちゃけ楽しくなかったのが正直な感想だったんだけど、初対面通しのベトナム人通しが、上手い下手関係なくサッカーを楽しんでいる様子がとても羨ましく、こういう所が本当に素敵だと思った。またサッカーが不得意で消極的に輪に入れない自分がとても嫌で悔しかった。日本にいてもベトナムにいても、そんなことがあった気がする。

そう、変わらないといけないのは自分だ。とその時思った。文化や習慣も違うのは分かる、でもそれで自分が心を閉じてしまうのは違うなと思った。明日からは、嫌な事や苦手なこと(今日でいうとサッカー)も輪に入って自分の出来る範囲で前向きに関わってもっと知ろうとする気持ちを持たないといけないな。と改めて痛感させられました。結局、嫌過ぎて途中で帰ってしまったんだけど、次は気持ち切り替えてコミニュケーションとって行こう。

そんなことで、2週間のベトナム倦怠期が無事に終了を迎える事が出来そうです。はぁ、キツかった。